(via ◆唐橋ユミ | ノーマル掲示板)
デブサミ2011ベストスピーカー賞を受賞したと聞き、大変驚いています。 当初、コンテンツ委員より依頼を受けたときは、私の話が何の参考になるんだろうと思ったくらいでしたので、このような大きな反響を得られたことを素直に喜んでいます。ありがとうございます。
ソフトウェア開発に長く携わっているので、コンピューティング環境の変化に伴いソフトウェア開発手法やプロジェクト管理手法の変化を肌に感じてきました。従来方法を否定するのではなく、クラウドの普及により変化する要求にふさわしい方法を私なりに整理させていただきました。正解はありません。私の話がヒントになり、皆様が自らのプロジェクトにふさわしい方法を編み出していただければと思います。
GoogleがGoogleであるための原則 (Principle) の1つである「Launch & Iterate」。乱暴に言い換えれば、「走りながら考える」。ゆっくりと座って考え、そしてあらゆる準備を万全にし、そして漸く走りだすという人もいるでしょう。私は少し前から走ることが趣味になり、昨年はハーフマラソンクラスの大会にまで出るようになりました (残念ながら今年出場予定だったフルマラソンは震災の影響でキャンセルになってしまいました)。走るまでにいろいろと考えていたこともありますが、走ってみると、走る前に考えていたものとまったく違いました。机上の空論とはこのことかと思ったものです。ソフトウェア開発プロセスも同じではないでしょうか。走りださないと学べないことが多くあります。
私の大好きな作家の1人である大江健三郎氏に「見る前に跳べ」という小説があります。これはW.H. オーデンの詩である「Leap Before You Look」から題名をとったものです。こちらの詩を是非皆さんにも読んで欲しいと思います。
Leap Before You Look http://web.mit.edu/cordelia/www/Poems/Leap_Before_you_look.html
今回はどうもありがとうございました。






