I shall be released - takoratta

Takuya Oikawa on Tumbler

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#hack4jp 京都会場参加者からのコメント

#hack4jp 京都会場に途中から参加された玉置さんが以下のメッセージを送ってくださいました。本人の了承を得ましたので、こちらに掲載します。

13時過ぎに入室して15時には退室したので、全容を知らずに書いていることを予めご了承ください。
まず入室して最初に感じたことは、何かを始めるんだという意気込みと、その裏腹のような閉鎖的な雰囲気です。14時過ぎにどなたかが前で発表している時も無関心な人が多かったのが気になりました。そこで疑問1)です。

疑問1)エネルギーが内側に向かってはいませんか?
⇒今回の取り組みは、実際に被災し困っている人に対して何が出 来るかを考える会だと理解しています

⇒何かをしなければいけないという義務感と、じゃ何をすればい いんだという焦燥感が絡まっている風でした

⇒そんな時に、断定的な意見を言ってくれると不安な人は落ち着 きます

⇒それに相槌を打つ人がいればなおさらですが、これはマルチ商 法の説明会でよく使う手です(当日の人がマルチ商法の勧誘を していたということではありません、念のため)

⇒参加者の多くが寄る辺のない不安定感を感じているときに、こ のような流れが発生すると、そこが拠り所になって目的とは異 なる変な方向に走りだすことが時にあります

⇒この手の話は、地方から不安を抱えて東京の大学に入学した新 入生がオカルト的な新興宗教にハマる話に似ています

⇒やけに断定的な主張をされると、半信半疑でもいつの間にか肯 定的な気持ちになってしまうパターンに酷似しています(昔の 学生運動の時にもオルグという名の洗脳行為がありましたね)

⇒未曽有の事象が起きたときにはよくある反応の1つだと思いま すので、少し発想を変えれば外向きなエネルギーに転換できる レベルだと思っています ⇒こういう時こそ、冷静な判断が出来るよう、年長者のサポート が必要だと感じました(ウザイって言われそうですが・・・)

もう一つは、皆さんPCやスマートフォンに向かってひたすら作業をしていましたが、最も支援を必要としている場所ではPCやスマートフォンはおろかガラパゴスケータイも使えない状況であることを理解しているのかなと心配になりました。そこで疑問2)です。

疑問2)目的と手段がテレコになってはいませんか?

⇒発想の原点に、まず例えばGoogleやFacebookなど自分たちにと って身近なものだけがあったりしてはいないか心配です

⇒現地のことを想像する努力の前に、ネット検索した情報で動い てはいないかを自問自答して欲しいです

⇒例えば、今、現地で困っていることの1つに、情報が発信でき ない、情報が入ってこない、があります

⇒そこにケータイを使って配信というのは1つの回答ですが、良 く考えますとケータイがあっても基地局が止まっていたら通信 は出来ませんし、基地局が生きていてもケータイに充電できな ければ使えません(津波で水没した子機もいっぱいあったでし ょうし)

⇒電話でも無線でもテレビのクルー経由でも何でも情報発信した ら、それらが必要な人に届くよう交通整理する仕掛けは考えら れませんか?

⇒情報を届けられた人は電話でもラジオでもテレビでもFAXで も、ありとあらゆる媒体を通して情報を受け取ったこと、それ を対処できるところに伝達したこと、いつ頃回答を届けられる か、などを返信する方法は考えられませんか?

⇒情報は一瞬にして消えてしまうデジタル形式だけでなく、ロー テクですが紙を最大限利用する方法も考えませんか?

⇒また、ケータイのような小さな文字は私達の年代になると老眼 で見えなくなるという当たり前のことも考慮するクセも付けて 欲しいです

⇒あと、せっかくの支援物資が上手く行き渡ってないという現実 があります

⇒入荷した支援物資を必要とされる場所に最適に配分するのは人 間がやるには非常に難しい作業です

⇒そして、その作業は(特に食料は)相当期間継続しなければな りません

⇒であれば、ディスパッチ(最適配置)ソリューションを上手く 使って人間の作業を軽減してあげるというのも大きな貢献だと 思います

⇒等々、相手の身になって考えるクセをつけていただければと思います

それと、これは関西ならではですが、16年前に阪神淡路大震災という都市型大災害を多くの先達が経験しています。疑問1)にも通じるのですが、自分たちのやっていることは年長者には理解出来ないと勝手に思い込んでいないか心配です。そこで疑問3)です。

3)もっと生の声も聞きにいきませんか?

⇒関西は16年前に阪神淡路大震災を経験しています(恐らく昨 日の参加者で社会人として体験した人は少ないと思いますが)

⇒その時、ものすごく頑張った西宮市には、現在「被災者支援システム全国サポートセンター」が常設されています

⇒ここの吉田所長は過激な発言で有名ですが、言っていることは 的を射ています

⇒せっかく京都(つまり関西)で行動を起こそうというのでした ら、近くにいる経験者に提案をぶつけて意見を聞いてもいいと 思います

⇒えてしてマスコミの論調に惑わされて行政というのは動きの悪 いものだと頭から信じてしまいがちですが、行政でもなかなか どうして捨てたもんじゃない組織はいっぱいあります

⇒若いやる気のある人と実行権力を持った行政が上手く噛みあえ ば大きな力を発揮します

⇒こういった段取りには、お役に立てるのかなと思っています

あと1つ、既に類似の取り組みが自然発生的に始まっています。私の知っている範囲では http://www.sinsai.info/ushahidi/ が有名だと思います。よくぞこれだけの短期間でここまで作り上げたものだと関心しています。そこで疑問4)です。

疑問4)既に始まっているものも利用しませんか?

⇒実は正直言って私はこのサイト(sinsai.info)の使い方よく 分かっていません

⇒もっと操作性を良くして欲しいと思ってもボランティアで寝ず に頑張っているエンジニアには言い出しにくいです

⇒そこで、誰かがこのサイトをお年寄りや女性や年少者などIT リテラシーが高くない人でも使えるようにアレンジするという アイデアはないでしょうか?

⇒ハッカソンだからといって必ずしもオリジナルにこだわる必要 はないと思います

⇒利用出来るものは何でも利用して、とにかく役に立つものを役 に立つ時期に提供する姿勢が重要だと思います

少々、欝陶しい意見を出しましたが、全体的な印象としては意気込みをしっかり感じました。これからも、出来る限りサポートしたいと思います。

※青六会とはITS&GIS異業種交流会(総勢70名)の通称です

以上
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青六会 会長
※青六会とはITS&GIS交流会(総勢70名)の通称です
玉置 三紀夫(たまき みきお)
Email:m-tamaki@ta2.so-net.ne.jp Twitter:@takion2009
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